「EfficientEX 高機能版」の動作速度について、以前のEfficientEXのトップページでは、「フリー版より5倍速い」と言っていました。しかし、これは特定の条件下のもので、実際に使用した場合の実測値はここまでは高速ではないです。
今回、EfficientEXのトップページに「高機能版」の仕様一覧を記載するようになったので、実測に即したものに変更してもらいました。
「EfficientEX高機能版」で、「解答用紙画像との紐づけ」「自動採点」「PDF出力」を行う際には、以下のように動作します。

②の部分が、高機能版で並列処理により高速化される部分です。
フリー版では、「生徒Aの処理→生徒Bの処理→生徒Cの処理→・・・」と処理するところを、高機能版では同時に並行して行うため、5倍速くなります。
実測すると、確かに「②」の部分はフリー版に比べて5倍速く動作するのですが、
実際の「解答用紙画像との紐づけ」「自動採点」「PDF出力」動作は、その前か後に、処理対象の生徒のデータをクラウド上から読み込んだり、クラウド上へ処理した結果を書き込んだりする処理を行います。
このクラウド上のデータの読み書きが、結構時間を要します。
特に、データの読み込みよりもデータの書き出しに時間を要します。
そのため、「②」がいかに早くなっても、「①」「③」の処理に時間が掛かってしまうと、トータルすると5倍は早くなりません。
また、クラウド上のデータの読み書きの速度は、インターネットプロバイダーとの契約により差が出ます。
それに加え、PCの処理速度等の影響も受けます。
当社の環境で、「解答用紙画像との紐づけ」「自動採点」「PDF出力」を実行すると、
シャーザクのように、「通常の3倍」となる場合もあります。
しかし、ホームページ上で謳うには、「2倍~3倍」が妥当なところだと考えています。
令和のシャーザクが「通常の3倍」早かったかは、アニメからは判らんかった。
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